色の良しあし

心とは、人間の喜怒哀楽の感情や思考を表します。

また理性、精神、人情(思いやりや愛)、記憶、そして脳やハート(心臓)と考えられています。

「思考は現実化する」、「病は気から」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

「思考は現実化する」は、ナポレオンヒルやマザーテレサの格言です。

「想いは言葉になり、言葉は行動になり、行動は現実になり運命になる。」と言いました。

「病は気から」は、病気はその人の心の持ち方しだいで軽くもなるし、また重くもなるということ。

感情は、思考の受け止め方によっては喜怒哀楽などへ変化します。

例えば、家族からプレゼントをもらって、それがそんなに必要でないものであっても、そのプレゼントをくれた行為に対して喜べるのか、喜べないないのかは受け止め方次第です。

そして極度の緊張やストレスから胃痛や胸の痛みに繋がると聞いたり、体験したことがあるかもしれません。

このように健康は、心のあり方によって影響を受けています。

医学的にもストレスが蓄積すれば、交感神経が優位になり、血管が収縮し血圧が高くなる傾向にあります。

また、感情の変化は、健康を維持するための自律神経を調整するホルモンの分泌に影響を与えます。

それは、心が「快」の感情だとβエンドルフィンというホルモンが分泌されますが、これは痛み止めとして有名なモルヒネの150倍の鎮痛効果があります。

また、愛や幸せを感じたり、誰かに与えた時にはオキシトシン分泌されます。

そして、好きなことをするとドーパミンが分泌されてやる気がでてきます。

逆に嫌な思いは、ノルアドレナリンが分泌され血圧上昇、活性酸素を発生させるため老化に繋がります。

このように心の状態(感情)は医学的にも健康に影響を与えます。

カラーセラピーで心をみつめるということは、嫌な部分に触れることがあります。

光あるところには影があると言われるように色から読みとれることには良いことばかりではなく、悪いことも表していることがあります。

性格にも良し悪しがあるように元気はいいことですが、元気すぎれば他人から騒々しく見られているかもしれません。

カラーセラピーのよいところは、心理カウンセリングに比べ色を通すため気楽に受けやすいことです。

自分自身で選んだ色をから自身の良いところや思考のくせなどに気づき、日々の生活に役立てて頂ければ嬉しく思います。

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