
6カラーセラピーとは、11種類ある色のカードから「気になる色」を6枚引いて、それを元に悩みや将来の展望を導いていく方法です。
主に以下のことを行います。
・直観的に選んだ色から潜在的な意味を読みとる。
好きな色ではなく、気になる色を選ぶ。
心の中にある欲求は、それが具体的に何かわからない時に「気になる色」として表れます。
そのために「好きな色」ではなく「気になる色」を選びます。
私達は生活の中でたくさんの色に囲まれて生活しています。
生まれてから今まで色んな色を目にしていますが、私たちはその色の情報を先祖からも受け継いでいます。
その受け継いでいる期間は、色を識別できるようになった原始時代からであり何万年も蓄積しています。
そして、その色を識別する視覚は、五感の中でもっとも活用しています。
五感は、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚があります。
この五感の感覚の中で使えなくなって、生活に不安を感じる感覚は視覚ではないでしょうか?
目が見えなくなると極端に生活の行動範囲は狭まります。
色は、体に変化をおこす。
長い期間、情報が蓄えられると色を見るだけで心や体は反応するようになっています。
例えば「赤」は、流れる血の色や炎の色で身に危険が迫っている時に見る色でした。
現在の日本は平和となり、昭和初期以降生まれた方であれば直に戦争に遭遇していませんが、昭和初期以前であれば略奪や戦は身近にあるものです。
そういう経験から脳は赤い色に出くわしたら、とっさに戦うか逃げれるように心臓の動きを早くして体中に血液を送ります。
また「緑」は、植物や木々の自然の色です。
植物が生えていれば果物や食物が育ち、水が手に入りこの場所で生活できることが期待できます。
また、外敵の攻撃から隠れるためにも利用できます。
緑は安らぎや安心の色で、「緑」を見ると呼吸を静めて心臓の働きを整える効果があります。
カラーセラピーでは、このように脳内に潜在的にある色の情報を通して
どうしてよいかわからない悩みや将来の方向性。
損得勘定ではない本当の想いを色から読み取っていく方法です。
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